よく「1万歩」歩くと健康に良いといわれますが、これはヤセたい人のための目安で、これ以上の歩きすぎは免疫力が低下し、病気になりやすくなります。

病気予防のためには毎日8,000歩前後で十分です。途中、早歩きを加えると「軽い運動」となり、心肺機能を鍛え、免疫力が上がるため尚良いでしょう。

歩くことで「発病率」が低くなる

歩く歩数と「軽い運動」の時間が増えると、病気にかかる確率「発病率」が低くなる可能性があります。

  • 1日2,000歩以上歩く方は、その後「寝たきり」になる可能性が少なくなります。
  • 4,000歩以上歩き、途中、早歩きの時間が5分以上ある方は「うつ病」になる可能性がほとんどなくなります。
  • 1日8,000歩を歩き、途中、早歩きの時間を20分行う方は、いずれの病気にもならない可能性が多くなります。

「高血圧」「糖尿病」「脂質異常症」「心筋梗塞」「認知症」など、病気予防のレベルは、病気ごとに異なることとなります。

1時間の散歩で、お腹もすく

病気を引き起こす原因は「低体温」です。体温が下がると免疫力も低下し、病気にかかりやすくなります。

平均体温が1度上がると免疫力は約60%もアップします。

歩くことで「第2の心臓」である「ふくらはぎの筋肉」が収縮し、血液を循環させるため、体温を上げるには歩くのが効果的といえます。

さらに、年齢によって適した運動の内容が異なりますが、歩く時間のうち1/4ほどを早歩きにして「軽い運動」とすることで、病気を防ぐ効果があることがわかっています。これにより、歩くこと以外の運動をわざわざする必要がなくなります。

そもそもウオーキングも、1日8,000歩となれば、健康な方でも1時間ほどかかります。高齢者になれば、さらに時間がかかります。

まずは軽く2,000歩~3,000歩あたりからスタートし、少しずつ歩数を増やしていきましょう。1時間のお散歩でもかまいません。

目標を決めよう!

「1日何歩」と、目標となる歩数を決め、天気の悪い日や体調がすぐれない時は無理をせず、1週間の平均で目標歩数を達成すれば良いと思います。

2週間ほど続ければ免疫力が高まり、体調がよくなってきたことを実感できます。

体が軽くなったことで楽しくなり、歩くことが習慣となれば、健康の維持以外にも新しい発見があるかもしれません。ほぼ毎日続けることが大切です。また、記録をつけることも多きな励みになると思います。

やりたくない理由を探すより、小さな目標を少しずつクリアしていきましょう。